83話その2
LINE漫画で大好きな「再婚承認を申請します」の続きが待ちきれなくて
韓国版のWEB小説を翻訳して読み漁りました。
続きが知りたい同じような方の楽しみになればと初めてのネタバレブログを
はじめてみます☆
完全に読めているわけではないので多少(大分)違うところもあるかと思いますが
なんとなくの雰囲気だけでも感じていただければと思います。
そして不慣れのため見づらいところもあるかと思いますがご容赦ください;
前回は離婚法廷当日、冒頭のシーンでした。
ハインリの登場、大神官が再婚を認めたところまででした。
あと少しですが、83話続き書きます!
**************************************
大神官:ナビエとハインリ王の結婚を承認します。
言葉が終わるや否やハインリが大きな息を吐いた。彼もひょっとしたら大神官が許可をしないのではないか心配していたようだった。
行きましょう。彼は私を見て太陽のように笑った。
ソビエシュは大神官に拳で自分の後頭部を殴られたような顔だった。彼が何か言おうとしたが、大神官が手を挙げて静かにさせた。
大神官:離婚法廷は終わりました。
閉会を宣言した大神官は、ハインリに近づいた。すでに近かったのにも関わらず。
そして、昔の誓いをするときと同じ光景だった。壇上の大神官とその前にハインリと私。相手の男性が変わったこと以外、まったく同じであった。
同じ考えだったのか、大神官も苦笑いをしたところで、新たに結婚する二人を祝う詩を詠んだ。
ハインリ:大神官。ありがとうございます。
ハインリは目じりを下げて笑い、お礼を述べた。
ハインリ:後ほど正式に挙式にご招待いたします。
大神官:私はすでに許可しましたので、それは必要ありません。忙しいので。
時間管理に徹底した大神官はきっぱり言うと、私のほうを複雑な視線で見た。
大神官:ナビエ皇后、いや、ナビエ王妃。子供のころから見てきたあなたを信じてこの
ような要求を承認したが・・・これからは決して簡単な道のりではないでしょ
う。
ナビエ:ありがとうございます。大神官様。
大神官は今度はハインリを見て、忠告した。
大神官:結婚式は盛大に、華やかに開き、人々をたくさん招待しなさい。
誰が来ても、堂々とすべきです。
ナビエ:ありがとうございます。大神官様も結婚式に是非ご招待したします。
大神官:私は忙しい。
きっぱりいつものように言った大神官の後ろにソビエシュが爆発寸前の溶岩のように立っていた。ラスタはやっとエルギ公爵から視線を外しハインリと交互に見ていて、かすかに浮かび上がっていた笑みは完全に消えていた。ソビエシュの額と拳に血管が浮き上がってきているのが見えた。そうするうちにソビエシュと目が合った。
ナビエ:・・・・・
ソビエシュ:・・・・・
私たちは何も言わず、お互いを眺めるだけだった。私は本当に、本当になんの感情もなかった。周囲はあまりにも大騒ぎなのに。事件の中心に立っているので、まるで台風の目にいるかのように静かな感じがした。これからどんなことが起きるか漠然としながらもなぜか上手くいくような自信があった。一方ソビエシュの黒い瞳は完全に怒りに満ち、恐ろしいものだった。大神官が汗をぬぐって横に退いてすぐソビエシュはゆっくりと私のほうへ近づいてきた。
→84話へ続く