再婚皇后83話その1

LINE漫画で大好きな「再婚承認を申請します」の続きが待ちきれなくて

韓国版のWEB小説を翻訳して読み漁りました。

 

続きが知りたい同じような方の楽しみになればと初めてのネタバレブログを

はじめてみます☆

 

完全に読めているわけではないので多少(大分)違うところもあるかと思いますが

なんとなくの雰囲気だけでも感じていただければと思います。

そして不慣れのため見づらいところもあるかと思いますがご容赦ください;

 

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一旦ちょっと飛んで83話くらいから書いていきます。

みなさん知りたいのは、冒頭のシーンかなと思うので。(そこまで私のペースではまだまだ長そうなので)

 

ハインリがなんとかギリギリ東大帝国に潜り込め、離婚成立と共に再婚申請をする必要があるというナビエの考えをちゃんと汲み取ってくれ(←☺その後だとソビエシュが邪魔してくる可能性が高かったため)当日を迎えることになりました。

 

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ソビエシュとナビエの離婚法廷当日。

 

ラスタは自分の人生が変わったことを実感していた。

もともと親切にしてくれる人たちは多かったが、今まで以上だと感じる。

皇后になったらみんなの視線がどんなものになるのか考えると笑いが込み上げた。

ナビエのことはもともと嫌いではないし、こうなってみると少し同情する気持ちもあるが、自分のことのほうが大事だった。

 

デリス(ラスタの侍女)が、ラスタに、これからはラスタ様の時代ですね!ラスタ様の下で働けると思うと胸がいっぱい!!のようなことを言って喜んでいるのを笑って聞きながら、ラスタはデリスもヴェルディ子爵夫人もクビにしようと考えていた。

皇后になる自分の侍女が子爵夫人というのはみっともないし、連れてきた経緯も微妙で、忠誠心も怪しいので、この際片付けてしまおうと思った。(☻ひどい・・・・)

 

離婚法廷に行く服を選んでいるとエルギ公爵が来た。

 

 

エルギ公爵が離婚裁判のこと(かな?)を秘密にされていたことを嘆いて、

ラスタがソビエシュから口止めされていたの、ごめんなさいと可愛く答え、

もう一つの秘密(自分が皇后になることかな?大分前に読んだので定かではないですが)は内緒にしたままエルギもそんなに気分を害した風でもなく終わった。

 

そして、エルギ公爵はラスタの選んでいる服の山を見て、ラスタも何を着ようか悩んでいると話したところ、私が選びましょうか?と申し出た。

 

そして、最も華やかで派手なドレスを選んだ。

 

ラスタは、良い日ではないので、もう少しおとなしい服の方がよいのでは?と

言ったが、エルギ公爵は、ナビエ皇后には良くない日だが、あなたにとっては

良い日である、人々にもこれからはあなたの時代だということを示さないと

と言ってラスタは納得した。

 

***そして法廷

 

すでに多くの人が到着していた。

 

ナビエが何気なく正面を見るとソビエシュが一人立っていた。

中央の壇上には大神官が。

ソビエシュの後ろには真っ白でエレガントなドレス姿のラスタが見えた。

普段ラスタはシンプルですっきりとしたデザインのドレスをよく着ていて

それがラスタの魅力を引き立てていたのだが、今日はとても力が入り

新年会にでも出席するかのようなドレスを着ていて違和感を感じた。

ラスタにはちゃんとアドバイスをしてくれる人がいないのだろうか。この場にあのような衣装と装飾を身に着けてくるということは自分がどう見られてしまうか誰も教えてくれないのだろうかとナビエは思うのだった。

 

 

そしてドアが閉まる音が重く法廷に響いた。

周囲が完全に静寂に包まれた。

 

ナビエは大神官の前に近づいた。

 

ナビエ:・・・・・

 

誰も口を開かなかった。

大神官は短くため息を吐き捨て、壇上の書類に目を落とし口を開いた。

 

大神官:ナビエ皇后。東大帝国のナビエ皇后。

    あなたの夫であるソビエシュ皇帝が、あなたとの離婚を要求しました。

 

ナビエは黙って大神官の口元を見ていた。

 

大神官:離婚を受け入れるなら、あなたは皇后ではなくなり、皇族と皇后として享受

    しているすべての権利をはく奪され、皇室の姓を使用することができなく

    なります。

 

ナビエ:・・・・

 

大神官:神に誓った夫婦の縁は切れ、ナビエ皇后とソビエシュは未婚に戻るでしょう。

 

大神官は離婚の理由は公開せず、すぐにナビエに尋ねた。

 

大神官:それでも離婚を受け入れますか?受け入れないことも夫婦であるあなたの

    権利であり、離婚訴訟を進めることができます。

 

ナビエ:離婚を受け入れます。

 

言葉を発した瞬間、ラスタの口元に浮かぶ笑いを発見したのはナビエ一人だけだろうか。

ソビエシュは半分は安堵、半分は申し訳ないといった顔でナビエを見た。

 

 

「陛下!馬鹿げています!!!」

 

パルアン侯爵?が叫び、ナビエに向かって走ってこようとしたが、近衛騎士に抑えられ何もできなかった。

パルアン公爵?、イライザ伯爵夫人、私を守ってくれたアルティナ団長。

みんな私にとってとてもありがたい存在である。私は彼らに感謝を込めた視線を投げた後大神官の方に顔を向けた。

 

大神官:ナビエ皇后。本当に離婚の申請に異議なく同意するのですか?

 

大神官が少し怒った顔で尋ねた。

彼は私が戦うことを望んでいた。決して離婚してはいけないと。私は何のために離婚をするのかという裁判を期待していた。

皇帝との裁判で勝訴する可能性は全くない。過去の皇后誰一人として皇帝と離婚裁判をして勝っていなかった。

しかし、裁判が行われている数年間もの時間の間、人々はこのニュースを聞いて、皇帝やその政権を批判する。大神官や私の家族や友人が望むのはその部分なのだ。

 

ナビエは首を振った。

離婚裁判をすると皇帝の名に傷をつけるだろう。

私の名前にも傷がそのまま残るだろう。

道徳的な問題が生じるわけでもない。

ただ、私はほかの国の王と再婚をする考えだ。

複雑な事が絡まった状態は、ハインリと再婚するのに役に立ちませんでした。

 

ナビエ:離婚を受け入れます。

 

もう一度繰り返して言うと、大神官が目を閉じた。

あちこちで残念だという声が上がっていた。

 

ナビエ:そして、再婚承認を要求します。

 

私がその言葉を付け加えた瞬間、その場の雰囲気は完全に変わった。

大神官は目を大きく見開き、周囲は静寂に包まれた。

みんな自分たちが何を耳にしたのかわからないという顔で目線だけを交わした。

 

(☻キタ~~~~~~~~~~~~~!!!!!)

 

ソビエシュの横に立つラスタの表情も微妙なものになった。

ソビエシュは言うまでもなく。

 

大神官:ナビエ皇后、再婚なら・・・・

 

私は答える代わりに手を伸ばしある一点を指さした。

 

待ってましたというかのように、半透明のベールを被って隠れていたハインリが立ち上がり愉快に笑いを放った。

 

ハインリ:出てもいいですか?

 

静寂が消えざわめく音が大きくなった。

男は人々をかき分けて歩き私の隣に立ちベールを取った。

 

今まで事態を傍観していたソビエシュだったが

 

ソビエシュ:ナビエ!!!!!そいつは、――――!!!!!

 

 

ナビエ:再婚相手です。 

 

 

大神官の目がぐるりと回った。

私はにっこり笑ってハインリを見た。

このようは反応は予想通りじゃない?という表情で肩をすくめた。

なんだか愉快な気分になった。

 

しかし愉快な気分なのは私たち二人だけであり、西王国の王のとんでもない出現のせいだろうか、人々がざわめく音は止まらなかった。

 

ソビエシュは口を開けたままナビエを見ている。

 

ラスタ:まさか!

 

ラスタも当惑顔だった。なぜか彼女はハインリやソビエシュでもなくエルギ公爵を見ているが。エルギ公爵も、ハインリがここに来ていたことを知っていながらもびっくりしたという演技をしていた。(☻そういえばエルギ公爵とハインリがデキてるってラスタは思ってたんでしたっけ?エルギ公爵の部屋を訪れた時に勘違いするシーンがあったような)

 

大神官は何度も咳ばらいをした。まだ混乱しているようだ。

しばらくして大神官はナビエに尋ねた。

 

大神官:ナビエ皇后。その言葉は本当ですか?ハインリ王子、いや、ハインリ王。

    本気でするのでしょうか?

 

 

ハインリはナビエより先に答えた。

 

ハインリ:はい。ナビエ様を私の王妃として迎えたいと思います。

 

 

ソビエシュ:他の国で何をしているんですか?

 

ソビエシュがむなしい笑いを放った。

ハインリは平然と言い返した。

 

ハインリ:プロポーズです。  (←☻!!!!!)

 

しかしそれは明らかにソビエシュを刺激する答えで、大神官は眉間をしかめハインリに警告を飛ばした。

ハインリはサッと表情を変え、純粋で可哀相な顔で大神官に懇願した。

 

 

ハインリ:大神官。この機会を逃すと思い急いできたのです。事態を考慮して

     必ずご承認いただきますようお願いいたします。

 

私は息を殺し大神官の決定を待っていた。

大神官が許諾してくれるだろうと信じてはいるがそれでも不安だった。

 

ソビエシュ:大神官。ハインリ方が黙って法廷に出席したのは明白な違法です。

 

ソビエシュは低い声で大神官を脅し上げるように述べた。

大神官は黙って私を見て、私は大神官の目をまっすぐ見つめた。

彼がこれが本当の意思なのかと尋ねているように思えた。実際本当に聞いているかはわからないが私は首を縦に振った。

 

すると大神官の白いひげが揺れ眉がゆがんだ。

瞬間不安な気持ちになった。

大神官の口が開かれた。私は固唾を飲み込んだ。

ハインリの手が私の手に届いて、彼は力を込めて私の手を握った。

私も彼の手をしっかり握った。

大神官の目が私たちの手に届き、その瞬間。

 

大神官:ナビエとハインリ王の結婚を承認します。

 

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☻キタ~~~~~~~~~~~~~~!!!!

おめでとう!!!!やった!!!!!

ハインリとの再婚が認められました!!!!

 

あまりにも長すぎるので2へ続きます。あと少しなのですが!

もっと前に切りたかったけどここまでは知りたい部分だよな~と思い。

(だったら無駄な部分を切ればよかったのですが時間がないのでこのまま上げます)

 

 

二人が手を握るところが嬉しかったり。

ソビエシュとラスタを驚かせることができて嬉しかったり。

 

なにより大神官のナビエへの親心というか愛が素敵でした。

前日にナビエの元を訪れてましたよね。

 

ではまた~☻